[気」「血」「水」と五臓の関係 PART3 #肩こり #腰痛 #イライラ #怒りっぽい
2022/10/27
今回は「水」についてです。「水」は「血」以外の全ての体液のことです。
水穀の精微が「脾」で気化されてできたものです。簡単に言うと飲食物を消化吸収することで
作られるということです。誰でも判りますね(笑)津液(しんえき)とも呼ばれ肌や髪の毛を潤し
内臓、関節、脳脊髄液、よだれ、唾液、鼻水等体の全ての体液です。
この津液のトラブルとしては
津液の過不足=津液は「肺」「脾」の働きで全身を巡ります。「肺、脾」のトラブルにより過不足が生じ
浮腫み、便秘、のどの渇き、肌や髪のパサつき、たるみ等を起こします。
痰湿=津液の巡りがさらに悪くなると動きの悪い津液が周りの熱を奪うため体が冷えて「痰」となり
「痰」は頑固でなかなか動かないため「気」や「血」の動きも阻害するためアレルギー性疾患、喘息、
リウマチ、関節炎、蕁麻疹等を起こします。
「気、血、水」はお互いに協調して働きますが、最も大切なのが「気」です。気は血や水を動かし、働かせる
親分なのです。