斜角筋 #手のシビレ #肩こり #胸郭出口症候群 #腰痛
2022/11/28
今回は斜角筋について。
斜角筋は首と肋骨をつなぐとても大事な筋肉です。
首を支えたり、肋骨を引き上げ(息を吸う時)る作用を持ちます。
一番大事なのは腕神経叢が前斜角筋と中斜角筋の間を通過していることです。
斜角筋が障害を起こすと様々な症状の原因となることがあります。
胸郭出口症候群、手、足のしびれ、腰痛、首の痛み、肩こり、肩関節の痛み
呼吸器疾患等々。。。
東洋医学でもこの部分は「缺盆」という大事なツボがあります。
この缺盆は全身全ての「陽経」が交差するところです。膀胱経は通過しないと
言われてますが、「経別」が通過しております。
この斜角筋をリリースするツボは足三里、上巨虚、衝陽、中府、雲門、魚際、列缺、合谷、腕骨、肩貞、
膏肓、承筋、腰眼(大腰筋周辺の圧痛点)等があげられると思います。
斜角筋へ直接的な鍼をするのはあまりお勧めいたしません。デリケートな筋肉ですし、神経も通過してます。
直にアプローチする場合は「サイバーウエーブ」というEMSを用いてモーターポイントに刺激をいれていきます。
斜角筋に問題が生じると、頭板状筋、頸板状筋にも波及している場合が多いためそちらもリリースすると
効果が高いように思います。