人間の体内には、血液、体液、リンパ液、髄液、神経の流れなど、...
2023/04/01
人間の体内には、血液、体液、リンパ液、髄液、神経の流れなど、多くの「生体の流れ」がありますが、これらが滞りなく移動・循環して生命は維持されています。
遠絡統合療法の考え方は、疼痛や病状が発症するのはこの生体の流れが滞ってしまったため、丁度川の流れが土砂災害などで堰き止められて水が流れなくなってしまったのと同じような状態が原因で引き起こされるというものです。
従ってこれを治療するには、その障害物をまず取り除かなければならないのですが、従来の医療は、堰き止められて洪水になりそうな水を近くに溜池を作ってバイパスを作ったり、時にはダムのような巨大な排水施設を建設するというような大掛かりな医療検査施設や医療機器の開発をもって治療の促進を図ってきました。
しかし遠絡統合療法は生体の流れそのものを取り戻すことで、根本的な治療を図るものです。
そのためには
1直接障害物を取り出す(連接法)
2取りきれない大きな石などを破壊する(相克の法)
3川幅を拡張する(相輔の法)
4再び崩れないように護岸を補強する(補強の法)
5そして水量を増やして流れを豊かにする(増流処置)
6最後に水の流れを早くする(牽引瀉法)
という六つの方法を基本として、水の流れを元のように、あるいはそれ以上に豊かに速く流れるようにするという治療法です。
上記の文は「遠絡統合療法」のサイトから引用させていただきました。
東洋医学において人が病気になる原因は「気血水」の調和が崩れることにより生じます。
この調和を崩す原因には「正(精)気」が「邪気」に負けると崩れます。
「正気」は免疫力のような物で、「邪気」は体の中から生じる物(内生の邪気)と体の外から入る「外邪」があります。
簡単に言うと、暴飲暴食、ストレス、冷え、加工食品、悩みすぎ等体によくないものが「邪気」に当たりますね。
一般的な鍼灸治療はこの邪気、精気のバランスを程よく調整するイメージですが、この「遠絡療法」は邪気を抜く力がズバ抜けています。
写真の「闘魂注入棒」(僕のイメージ)( ´∀` )の様なものでツボを刺激します。
「痛ぁ~~~~」となりますが、
「効くぅ~~~、でも楽になった(^^♪」となります。
この治療法には本当に助けられました。
西洋医学と東洋医学の融合を成し遂げたある意味革命的な治療法だと思います。
ツボには「絡穴」という他の経絡と繋がったツボがあるんですが、この運用方法が実はよく判lってなかったんですが、僕はこの「遠絡療法」に出会った時に「絡穴」の運用方法を知った時に凄~~く感動しました。
東洋医学lってホントに素晴らしく、そして効果的だと感動しました。
薬のような副作用もなく、「邪気」を駆逐できるなんて( ´∀` )
チョっと難点は痛いこと。
「良薬口に苦し」。表現が正しいか謎ですけど( ´∀` )