慢性倦怠感とふらつき、首肩のコリ感
2024/01/09
40代男性、慢性倦怠感と首肩のコリ感があり2日前からふらつくようになり病院へ。
脱水症状との診断を受け安静にしていたが症状良くならず来院。
舌の状態がこちら
白矢印の部分は上半身を表し、赤くみえるのは血流がうっ滞して熱を帯びています。
黄色矢印の部分は腰以下を現し、舌のコケが剥げたように見えるのは「陰虚」を意味し、
腰髄神経と副腎を含めた「腎」の作用が低下しています。慢性倦怠感の原因にもなります。
舌下静脈の怒張がみられます。「血瘀」があります。
全身状態としては上半身に熱が籠り、下半身が冷えやすくエネルギーを損耗しやすい状態。「上実下虚」。
施術は上半身の血流を促し、「腎」を強化し血瘀を駆逐するように施術します。
副交感神経が優位になるようにします。
施術後の舌の状態がこちら
照りついた赤い感じから薄ピンク色になりました。血流が良くなってます。
裏側も色合いが改善され、怒張も減っています。
「頭寒足熱」は人体の基本なのでここでも「腎」の作用がとても重要ですね( ´∀` )