歯槽膿漏
2024/02/01
今回は歯槽膿漏についてつぶやいてみたいと思います。
歯槽膿漏は歯を磨かなかったり、プラークが溜まって雑菌が繁殖して炎症を
起こすと考えられております。
勿論、この考えを否定するつもりは全くありません。が、果たして原因はそれだけでしょうか?
私の臨床経験では、腸内細菌や唾液の成分、歯槽と歯肉の血流が大きく影響していると思います。
1、腸内細菌を醸成するには小腸や大腸の血流が大きく影響。
2、歯槽、歯肉の血流は腰髄神経、つまり東洋医学での「腎」の働きの低下により歯槽、歯肉、消化器官
の血流が悪くなる。
3、「腎」は体内の水分を司り唾液の成分に関与します。唾液は殆どが水で抗菌、免疫、歯の修復成分が含まれる。
「腎」は骨を支配し「腎」が弱ると骨も弱る。
以上の事から歯槽膿漏は「腎」が大きく影響します。
腰痛や肩こりで施術をお受けになっている方の中には「歯医者で最近歯槽膿漏がマシになって来てるといわれた」
とか「口臭が減ったきがする」「歯茎の腫れがひいてきた」というお言葉を患者様からいただきます。
つまり、「腎」は上半身の血流のコントロール、消化器を健全にし、唾液の成分を正常なものにする。
そして歯茎や歯を健全に保ちます。
歯槽膿漏専用の歯磨き等も効果的でしょうがなかなか改善しない場合は「腎」へのアプローチを
お勧めいたします。( ´∀` )