舌下静脈と深部血流
2025/11/05
今回は舌下静脈と体の血流について考えます。

舌下静脈が怒張しています。舌は脳と心臓、そして肺に囲まれた非常に血流の
多いところです。人間は上半身に重症を負うと致命傷になります。
その血流の多い舌にこのような怒張がでるのでしょう?鍼灸の臨床でも脈診、腹診、視診等
ありますが、一番参考にするのが視診のなかの舌診です。血流の多い舌は全身の血液の流れを
如実に表します。舌は心臓と共に自律神経と直に繋がっています。口の中の心臓みたいなものです。
苔、色、艶、浮腫み、血管の怒張や血だまり、等色々ありますが、舌のどの部分に何が出来ているかで
身体のどこに問題があるのか大概わかります。
舌の表面は「表証」、裏は「裏証」となります。「表証」は体の比較的浅い部分、逆に「裏証」は体の
深い部分です。つまり舌下静脈が怒張するのは体の深い部分の血流が滞っている状態。
からだの浅い部分に新鮮な血液が巡っても深い部分は巡っていない。もっというと浅い部分も巡りが
悪い。私見ですが降圧剤などを連用するのと関係があるかもしれません。血圧が低いと狭い深部に行きわたらない。
こちらは施術後

綺麗になりました。深部血流が悪いと様々な事が起こりやすくなります。
鍼灸施術を「心包経」や「脾経」にしますと深部血流が如実に改善します。
勿論、睡眠、運動、食事そして薬を言われるまま飲まない。これが健康への近道。
医療が進歩してもガンは3人に2人、医療費は40兆円。寿命は延びても健康寿命は
縮まる。( ´∀` )