ぎっくり腰(明石市大明石市から這うように来院された30代男性)#ぎっくり腰
2022/05/14
普段から慢性的な軽い腰痛があったが本日靴を履こうとかがんだ際に激痛が走り
立ち上がれなくなったとの事(いわゆる魔女の一撃)。急性腰痛でも二つのパターンがあります。
まず、Aのパターンとしては急激に痛くなり症状の重いパターン。
Bのパターンとしては何だか腰が痛くなってハッキリとした「これ!」という思い当たる
原因がハッキリとせずに段々時間の経過と共に痛みが徐々に増すパターン。
適切な治療後に短時間で回復するのはAのパターンです。これは冷えや陰虚によって腰の回旋筋が誤作動を起こす事によって生じます。
ハッキリとしたツボの反応が出にくいという特徴があります。
Bのパターンは腰の経絡が湿痰、血瘀、陰虚、寒邪、気帯等によって塞がれて症状が出ますので少し治癒までに時間がかかる場合が多い。
コップから水が溢れるように症状が出ます。
今回のケースはAに当たりますので、カウンターストレインというテクニックを腰椎の2,3,4,5番に行い、これにより7割の症状の改善が
みられました。その後針灸にて陰虚の処置を行い約8割以上の改善効果が得られました。
やはりこのようなケースではカウンターストレインは即効性が高いです。