燦光はり・きゅう整骨院
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[腎」の働き

[腎」の働き

2023/04/17

[腎」の働き
前回は肩こりと「腎」の関係を少しお話しました。
今回も「腎」に焦点を当てたいと思います。東洋医学的な「腎」は西洋医学の腎臓も含みますが、もっと働きが広く生命の根幹、エネルギー、若さを保つ重要な働きを持つようです。
「腎」は「精」を貯蔵

1「精」を貯蔵し五臓六腑の要求に応じ供給し粘り強さや根気を生み出す。
2生殖用の「精」も貯蔵
これが不足すると遺精、早漏、性欲減退
成長、発育に関係

女性の場合
A、7歳で歯が生え変わり、髪も伸びる
B、14歳で初潮
21歳で体格がしっかりして28歳で髪も体力も頂点に達する
C、35歳頃から少しずつ「腎」が衰え始め白髪がチラホラ
D、49歳で閉経
男性の場合
A、8歳で腎気が充実
B、16歳で精気が充満し精通
C、24歳で筋骨壮強し体力充実
D、32歳で筋骨隆盛し体力最盛期
E、40歳で腎気が衰えはじめ脱毛
F、48歳でさらに衰え顔面憔悴
G、56歳で精気欠乏し体全体が疲弊
H、64歳で天命が尽きる
これらは昔の記述ですか現代人の年齢とは合いませんが流れは一緒ですね。
「腎」は「命門の火」の管理者
腎は二つあり現代医学の腎臓の位置と重なります。左が「腎水」右が「腎相火」火と水の陰陽が調和してます。
「腎」と骨髄、脳の関係
1「腎」は骨と髄の成長発育に関与
2歯、歯髄、歯肉と関与
「腎」が弱ると歯槽膿漏になりやすくなります。腰痛の治療をして腎の強化を図ると「最近、歯医者で歯槽膿漏が良くなってきてると言われ、何かしてるの?と歯医者の先生に言われました」という例がよくあります。
「腎」の弱りは腰痛、健忘、四肢脱力、めまい、耳鳴り、緑内障、白内障、視力障害に関与します。
「腎」は耳と関係
「腎気」の弱りは難聴、耳鳴りと関係。「腎気和すれば五音を良く聞く」
「腎」は二陰(外生殖器と肛門)に通じる。
生殖や排泄に関与する。全身の水液代謝を管理し、「腎気」の不足により便秘、尿量減少、夜間頻尿又は、下痢、尿量減少、尿漏れ、浮腫み早漏、インポテンツ、早漏、遺精に関与します。
老人性の夜間頻尿は「腎」の弱りからきます。

いつまでも若さを保つ秘訣は「腎」にあり。
白髪、目、歯、心臓、胃腸、腰、泌尿生殖器、下半身、、、
なぁ~んだ全身に関係してますね( ´∀` )
それだけ大事なんですね。
自宅でのセルフケアは腎愈、照海、太谿、関元、三陰交などへのお灸がおすすめです。

 


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