慢性腰痛

50代男性　30年以上前から常に腰が痛む。ジッとして立っていると特にツライ。

朝痛む、動き始めや天気の悪い日に痛む。寝ていても痛い。兎に角いつも腰が痛い。不眠も続く。

不眠は脳が充血しているため。「腎」が弱ると不眠にもなります。

電車でも立っていると痛くなる。初診時の舌の状態がこちら。

 

舌下静脈が怒張しています。脈が右手と左手で左右差が顕著で左の脈が強い。

こういう場合はめまいが起こったり（左右の脳への血流量に差を生じるため）脈の強い左側に痛み等の

症状が出やすい。伺ってみると「疲れるとめまいがします。腰も左側が特に痛みます。どうして分かった

んですか？」「脈と舌で分かります」というとビックリされてました。

写真では分りづらいですが、舌下静脈の怒張が向かって右、つまり患者様の左側がより顕著でした。

冷飲過多とストレスが強いようで、安静時の痛みはストレスによる「気滞」で朝や動き始めの痛みは冷え、

天気の悪い日に痛むのは「気滞、冷え、湿痰」の存在を意味します。

ストレスを緩和して気滞、湿痰の邪気を排出するように施術いたしました。

施術後がこちら

大分スッキリいたしました。30年来の腰痛ですので暫く施術が必要です。冷飲を避け、適度の運動も必要ですね。